# Booklog - NO HARD WORK! 無駄ゼロで結果を出す僕らの働き方

Author: Jason Fried, David Heinemeier Hansson, 久保美代子

## 2025-12-23

- Read count: 1
- Pages: 1 ~ 27 (pages read: 27)

今更だがエフォートレス思考に重なったので読む。 300p 程なので多分年末年始の休みで読めるはず。
はじめに。
ストレスに追われ狂ったように働くんじゃなく、無駄を削ぎ落とした持続可能なカーム・カンパニー(穏やかな会社)を設計するための Tips 。
会社も製品と同じように改善を繰り返し変化していく。会社を良くしていくのは経営者だけじゃなく社員みんなが関係すること。
これ結構重要よな。所属組織に自分で影響を与えられないと思ってるヒトはかなりいる。主導権が自分達にあるということを忘れてる。

## 2025-12-24

- Read count: 1
- Pages: 28 ~ 54 (pages read: 27)

大志は抑えて。
頑張りすぎても創造性・進歩・斬新なアイデアは出てこない。毎日真面目に働くが長く働きすぎないこと。
競争に囚われない。比較するより自分たちのやり方で最高にクールなものを作る。
目標を立てなくても素晴らしい仕事はできる。目標はときにデタラメな数字の重圧でモラルや誠実さといった健全性に影を落とす。
世界を変えようとしなくても良いビジネスはできる。
長期計画は偽の安心感や重圧を生む。計画を実行するときに得られる情報が最も有用。そのときに目の前のことに集中する短期計画を立てる。
不快感は不確定性や不正に対する人間の反応であり慣れすぎると自分らしさ・モラル・流儀を失う。快適な領域で深く掘り下げて次のレベルに到達する。快適さはカームでいるために不可欠。
ここでいう計画は事業計画か。流石にメンテ計画とかはないと場当たり的な気がする。
全体的に極めて高い自律性があってこそ成り立つものが多い気がする。落ち着かない部分を直していくというのは良い。内発的動機づけがないと中々やるひとはいない。

## 2025-12-25

- Read count: 1
- Pages: 55 ~ 92 (pages read: 38)

自分の時間を大切に。
無駄を削ぎ落としすべきことを厳選してそれでも時間に収まらないなら次の週にやればいい。
会社が一番守るべきものは従業員の時間と集中力。
仕事に集中するのに必要なのは細切れの時間でなくまとまった時間。
人間は機械じゃないので生産性よりも効率を上げて空いた時間は仕事以外に好きに使えばいい。
勤務時間の長さは勤勉さとイコールではない。
注意を逸らすものに満ち溢れた職場の外こそが仕事に集中できるゾーン。
エキスパートに質問にできる時間帯を固定してエキスパートの時間を取り戻す。
誰でも予定を書き込めるようにカレンダーを共有すべきでない。したら最後予定がびっしり埋まってしまう。
同様の理由で居場所や稼働状態を表明しない。メールやチャットのような非同期コミュニケーションにすぐ返事をする必要はない。
Fear of Missing Out じゃなく Joy of Missing Out 。重要なことに集中するために、あえて情報を遮断する。
リモートワークを最大限有効活用したような印象。
実際のところ大抵の職場は賑やかで 23 inch とかのショボいディスプレイしか貸与しないし、落ち着いた自宅に構築したハイスペワークスペースに敵うわけもないねんよな。仕事の本気度が違うねん。

## 2025-12-26

- Read count: 1
- Pages: 93 ~ 125 (pages read: 33)

組織文化を育てる。
会社は家族ではなくて仕事仲間。無条件の奉仕を求めない。
部下は上司のマネをするから、上司が部下にやってほしくないことをやってはいけない。
仕事仲間の些細なことでのイライラやストレスに満ちた関係は信頼の電池が切れているから。約束を守るだとかの小さな行動の変化を積み重ねることでしか充電できない。
上司が本当に部下の相談に乗りたいなら自分で質問しに行くこと。いつでも相談に乗るよというのは部下への責任の押し付け。
会社のオーナーの発言は誰よりも重い。軽はずみに口にしないこと。
やってないだけで簡単に得られると思っている成果はまず得られない。やり始めて難しさを痛感する。
仕事をこなす力が欲しければ 8 時間ぐっすり眠ること。
ワークライフバランスは会社と個人でギブアンドテイクの関係がなければまやかし。
人を雇うときは履歴書ではなく試しに仕事をしてもらってその仕事ぶりを見る。
信頼の電池、わたしがいう信頼ポイントと多分同じものか。
組織の話なのでマネジメントであるとかリーダーシップのよくある話と似たような印象。

## 2025-12-27

- Read count: 1
- Pages: 126 ~ 156 (pages read: 31)

職場によって要求される能力は異なる。つまり即戦力は幻想。
可能性に満ちた種は世界のあちこちにいて、それは会社と同じように育てることができる。人材争奪戦に参加する必要はない。
同じレベルで働くヒトに同じ給与を払えばストレスのかかる交渉や不安定な SO を気にしなくて良くなる。
職場に人を留めるための福利厚生は従業員をはめる罠。やるなら仕事外を充実できるものにすること。
典型的な職場はうるさくて創造的な環境を提供できない。やるなら図書館のように穏やかに。
無制限に取れる休暇はまやかし。重圧で本当に欲しい休みが取れない。会社からの連絡を断てるのも重要。当然休みの前に仕事を調整をすること。
仲間が会社を去るときは別れの挨拶や理由を社内に伝えて穏やかに別れること。残されたヒトたちに疑念が残るのは危うい。
もっともな話ばかり。実際会社に都合の良く使える制度は大抵見抜かれてるよな。
別れの挨拶はほんと重要と思う。会社が思う以上に人々のつながりがあるしな。

## 2025-12-28

- Read count: 1
- Pages: 157 ~ 186 (pages read: 30)

プロセスを解体する。
チャットは素早さが物を言う時・仲間意識を高める上では便利だが、物事を決めるのには向かない。みんなに伝える文章で書くこと。
締切が非現実的な恐怖であってはならない。締切を固定しその仕事内容をチーム自身が決め縮小できる必要がある。
意見は条件反射的なものであってはならず、よく検討した文書で伝える。文章なら発表するヒトも意見するヒトも発言を邪魔されない。
金曜にリリースして休日を緊急対応で終わらせてはならない。どんなに忙しくても月曜にリリースすれば、忙しい中でどうやるか事前に入念な準備をすることにも繋がる。
良くない行いでも、それを放って置くと組織文化になる。良い行いをすること。
あとで正そうと思っても、繰り返しやっていることは習慣になり変えられなくなる。変えるなら今すぐ。
従来の仕事の仕方と違って依存は少ない程よい。その対象はチーム同士の仕事だったりリリースする機能だったりする。
決定は担当者が下す。全会一致を求めない。反対意見があっても協力(コミット)することが仕事を前に進める。
幾つかはよく知られた Tips と思うがそれぞれの小さな工夫の積み重ねが効果をなすって感じかな。

## 2025-12-29

- Read count: 1
- Pages: 187 ~ 220 (pages read: 34)

本当に重要なものに最高品質にする努力を注ぎ、他はそこそこでいい。
仕事を進めたいならあれこれやろうとせず 1 つのことにコミットしないと完成しない。
変化が何か悪い方に作用することもある場合、何もしないことが最強の選択肢となることもある。
常に不充分だと感じているとクレイジーに働くようになりストレスで潰れる。足るを知ること。
ベストプラクティスは環境や状況によって薬にも毒にもなる。なにより民間伝承を信じて選択肢がないと思い込むのが良くない。
「何が何でもやり抜く」ことはリスクや代償について考えられなくする。それが必要な本当の緊急事態は非常に稀なので日常のビジネスではやらないにこしたことはない。
多くのことをやり遂げるためにはすべきことを減らすしかない。強迫観念を排除し、する必要のないこと・やりたくないことを断固拒否する。
3 人のチームは人が多過ぎず調整も簡単で、みな誠実になり、歩み寄りが生まれる。コミュニケーションの誤解も減る。
新しいアイデアを思いついたらまず寝かせる。今の仕事を中断せず終わらせてからアイデアを検討すればただの思いつきなのか本物かがわかる。
ノーということは未来の選択肢を広げる。
このへんはデマルコ本やエッセンシャル思考なんかと通じてるな。人の営みの本質なのだろうな。

## 2025-12-30

- Read count: 1
- Pages: 221 ~ 250 (pages read: 30)

ビジネスに力を入れる。
リスクで会社を危険にさらさない。計算されたリスクを取るべき。
仕事の単調さがひどい状態を生むこともある。それを軽減するために季節の変化や自然のリズムを取り入れる。
クレイジーに働くと赤字になる。赤字は資金とヒトの精神を燃やし尽くす。
ユーザー数課金にしない理由。顧客の優劣がなく優先すべき要望がない。大企業との契約のためのゴマすりに巻き込まれない。誰にどんな製品を売りたいかをはっきりさせること。
作ったものに対する本当の意見を聞くには市場に出すしかない。
約束はしない法がいい。約束したが最後、それの実現のために大急ぎで他のものを諦めて取り組む必要が出てくる。
誰かが製品・デザイン・アイデアを模倣したことに怒っても意味がない。模倣した側はその成果の経緯を知らないという一番の害を被っているし、模倣された側も特許でも取っていない限りできることはない。無視して前に進もう。
ヒトは自分で望んだ変化なら受け入れるがそうでないなら拒絶する。だから古い顧客には古い機能が売れる・新しい顧客には新しい機能が売れるようにしておく。新しい機能が作れるのは古い顧客がいたからだ。遺産を誇ろう。
最後の遺産の話は結構示唆的と思った。どこのシステムもレガシーシステムを刷新することしか考えてなくて古きを保ったままモダナイズするみたいな文脈は少ない。
現職は訳あってほぼ古いシステムのままモダナイズしたが、戦略的にレガシーを活かすこともあり得るんやな。その分運用は大変だが。

## 2025-12-31

- Read count: 1
- Pages: 251 ~ 278 (pages read: 28)

ビジネスは始めるのは簡単で始まったあとの方が大変。早めに燃え尽きないように心の準備をしておくこと。
人々は意見が尊重されないことを嫌う。たいしたことでないと扱わず世界の終わりかのように扱うと、相手はたいしたことでないと思う選択肢を選ぶ。
あえてビジネスを縮小し持続可能で制御可能なサイズを維持する。ゆっくりと全体を見ながら成長できる。
おわりに。
クレイジーに働くことを減らし穏やかに働くことを増やす。自分や人々が仕事に集中できる時間を奪わせずに守る。カーム・カンパニーは選択肢。
これで本書は終わり。今年読んだ本とかなり通ずるものがあったな。実践の結果としての知見が多いので裏付けの部分は希薄だったが、そこは他の本を読んでたことで補えた。今読んで良かったな。
