CementというCLIフレームワーク
仕事で、なんかDBに通信しながらAWSのAPIをぶん殴ってゴニョゴニョするバックエンド処理を書く必要があって、Pythonで書くことになった。
Python ヒッチハイク・ガイド — The Hitchhiker's Guide to Pythonを参考にCLIのフレームワークを見ていって、サンプル的に作ってみた感じや継続的にメンテされてることとかでCement Frameworkを採用することにした。
簡潔に説明すると、CLIアプリケーション作成を容易にするためのフレームワーク。なんとAWS Elastic Beanstalkに使われてるらしい。
数少ない日本語の資料。
ほんとに少ないのでなんか自分用にメモを取ろうとこの記事をしたためた次第である。
ボイラープレートでCLIのベースはできてしまうので、あとはその中身を書いていくだけ。ちょっとAPIドキュメントがわかりにくい気もするが、YAMLの設定ファイル読み込みやロギングなども拡張機能としてある。今の所はとてもよくできた使いやすいFWだと思っている。こんどコードの生成らへんの簡単な手順をまとめてみたい。
すでに途中までCementをベースに開発しているのだけど、少し困った点がある。
困った点
Cement not compatible with pipenv · Issue #549 · datafolklabs/cement
バグでpipenvはsetup.py
をインストール出来ないのでエラーで死ぬのだ😭わたしが考えた対策としてはイカのトーリである。
開発環境
pipenv install -r requirement.txt
などを使いつつ開発実行時には作業ディレクトリでスクリプト実行する感じ
python -m myapp.main
製品環境
pip
を使ったインストール及びsetup.py
でモジュールをインストールモジュール実行を行うのでどこでもok(なはず)
まだ開発途上なので、製品環境の想定がそのままうまくいくかはビミョーなところ🤔また試行錯誤しなくては。
最近は[Poetry(https://cocoatomo.github.io/poetry-ja/index.html)のほうがイケてると聞くし、はじめからPipenvを使わないようにしてたら良かった感はしなくはない😭